投資論

インデックス投資が長期投資に向いている理由について

 

インデックス投資は長期投資に向いているとよく聞くけど何故なんだろう?

投資の際に守るべきことや注意するべきことはあるのかな?

 

こんな疑問を解決します!

 

私は日本株の信用取引やFXの失敗を経てインデックス投資という資産形成に行き着きました。

 

今回は投資初心者、インデックス投資家には必読のバイブル本となっている「敗者のゲーム」を基に、

超長期の資産形成にインデックス投資が向いている理由と守るべきルールについて解説していきたいと思います。

 

 

「敗者のゲーム」は全米で100万部を超える投資本のロングセラーとなっており、プロアマ問わず幅広い投資家に向けたメッセージとして、時代を超えて今もなお読み継がれる投資哲学のバイブル本です。

 

 

この本では、

インデックスファンドを利用して長期投資を行うこと

自分の投資方針を明確にして資産配分を行うこと

自分の投資方針を曲げないこと

 

以上の点が、投資家が実践すべき方策として勧められています。

 

↓参考書籍

 

 

 

インデックス投資とは

インデックス投資とは日本では日経平均やTOPIX、米国ではS&P500やNASDAQのような広く分散の効いた株価指標と同じような動きをする投資信託やETFを長期的に積み立てて行く投資手法のことを指します。

 

なぜインデックス投資なのか

 

結果的にアクティブ投資や個別株投資を上回る成績を出しているから

 

インデックス投資と相反する投資手法としてアクティブファンドがあります。

アクティブファンドはプロのファンドマネージャーが独自に成長する銘柄を選定し、

独自のポートフォリオを組むことで、インデックス(指標)を上回るような成果を目指す投資のことを指します。

 

 

実はこのアクティブファンド、これまでの歴史からインデックス投資には勝てていないという実績があります。

 

年間成績では半分以上の6割のアクティブ投資が市場平均を下回っており、10年では7割、20年では8割のマネージャーが市場に負けているというデータがあります。

 

以上のデータからアクティブファンドは長期で投資を続ければ続けるほど市場平均に勝てない、ということがわかりますね。

 

さらに投資期間を50年まで伸ばした場合、

市場平均を上回るリターンを得ることができたファンドは全体の2%しかない、

ということです。

 

インデックス投資は昔から一貫してプロのファンドマネージャーを打ち負かしてきたことを物語っています。

 

アクティブ投資はプロのファンドマネージャーやアナリストを高い給料で雇って高回転で売買を行うので手数料が嵩み、インデックスファンドより運用コストがかかります

 

購入に1%売却に1%信託報酬が1.5%のアクティブファンドがあったと仮定し、ベンチマークとするインデックスの利回りが年5%だと仮定すると、アクティブファンドがインデックスの利回りを超えるためには最低8.5%の利回りを出さなければなりません

 

平均点を出すことですら難しい株式投資において、平均を大きく上回り続けるのは不可能に近いです。

仮に市場平均を上回ったとしても手数料を差し引けば平均を下回る可能性も高いことが分かります。

 

全体の2%しかないような優秀なファンドを時間と労力をかけて探すようなギャンブルをするよりも、インデックス投資を行うことで、市場に勝つこともありませんが、負けることもない、市場の成長を忠実に反映する投資を行うことできます。

 

超長期でみると98%のアクティブファンドは先にも説明した通り、勝手に市場平均から脱落していきます。

 

低コスト・分散投資ができる

 

インデックス投資は例えばS&P500であれば米国の大企業を丸々購入することど同義です。

いろいろなおかず(銘柄)が入っている幕の内弁当だと思ってください。

米国株を丸々購入していることとほぼ同等なので、インデックス投資をするだけで広く分散されたポートフォリオを作成できていることになります。

 

また、米国に限らず、全世界の市場に対応したインデックスファンドも最近では登場してきました。

このようなインデックスファンドはどれもアクティブファンドと比べて超低コストで運用することができます。

 

インデックス投資は長期で運用しよう

 

市場平均も短期的に見れば得られるリターンは大きな幅がありますが、長期的に見た場合、得られるリターンは一貫している、というデータがあります。

1926年から2012年までのデータを見ると、米国株の長期リターンはインフレ調整後で約6%であるとのことです。

このことからわかるように短期ではリターンに幅があるものの長期になるにつれて株式のリターンは平均に近づいて行きます

 

このことを平均回帰性と呼びます。

つまり投資期間を長く取れば取るほどリスクは小さくなっていくということができますね。

 

結論、ほとんどの個人投資家にとって、インデックス投資を活用して長期投資をすることが有益であるということができます。

 

相場のタイミングをみて投資をするべきでない

S&P500のデータを使って過去75年間の結果をみると、この間の株式のリターンの大部分は、上昇率のベスト60ヶ月に達成されていたそうです。

このことから言えることは、75年(900ヶ月)のうち、60ヶ月に現れた上昇のタイミングを逃すと、ほとんどのリターンを逃すことになります

900ヶ月のうち60ヶ月は全体の約7%です。

 

このタイミングを見極めて投資を行うのは個人投資家では不可能ということができます。

よって相場のタイミングを見計らう投資は考えない方が良いということがわかります。

 

「敗者のゲーム」では一定期間に一定額を投資するドルコスト平均法で、ベストなタイミングを失うリスクを避けることができると説明されています。

 

資産配分を考え、投資方針を明確にしよう

インデックス投資を活用することが有益であると理解した上で、今度は自分の運用方針を明確にする必要があります。

インデックス投資は投資期間が長いので、リーマンショックやITバブル級の大きく株価が下落する局面が必ずやってきます。運用方針を明確にしておかないと下落局面で途中でブレて狼狽売りなどをしてしまう可能性も出てきます。

そうならないようにするために自身のリスク許容度を把握し市場が大きく落ち込んでも常に冷静でいられるような資産配分を形成していくことが大切です

 

リスク許容度

資産配分は、投資家それぞれが考えるリスク許容度によって変わってきます。

まずは生活防衛資金(いくら現金で確保しておけば安心かという?)を用意した上で、

リスク許容度を判定しましょう。

 

リスク許容度がぼやっとしていてよくわからないという方はご自身の年齢で判断しましょう。

先にも説明した通り、インデックス投資は投資期間が長くなればなるほどリスクが低減していきます

よって投資期間が長い若年層は株式の比率を高くした方がインデックス投資のメリットを大きく享受することができます。

私の場合、ざっくり

20代〜30代 ➡︎ 株式:債権=9:1 (全て株式でも良い)

40代〜50代 ➡︎ 株式:債権=5:5

60代〜    ➡︎ 株式:債権=2:8

くらいで考えています。

 

20代は株式100%でも良いと考えていますが、不安な人は債権や現金の比率を高めても良いかもしれません。

どうしても割合がうまく出せないという方は100歳−自分の年齢で導き出された割合が株式の割合としてください。

 

投資方針を守ろう

 

インデックス投資はBUY & 鬼ホールドが原則です。

 

自分の運用方針を考え、明確にすることができたら、その方針を永久に守り続けましょう

 

インデックス投資においてもっとも重要なのは、

考え抜いた投資方針を忍耐強く貫いていくこと

です。

 

私も以前個別株で経験したことがありますが、株が暴落した時、冷静な判断をおこなうことができませんでした

インデックス投資においても同様で、暴落時も「単純作業」を継続できる人は少ないと言われています。

 

個人投資家にとっての最大リスクは、暴落そのものではなく暴落の恐怖に駆られて大底で損を確定してしまうことです。

株価が下がるということは見方によってはバーゲン価格で株を購入できるという考え方もできます。

 

理論的には日々の株価の変動のほとんどは法則性のないノイズで、長期的には平均に回帰していきます。

そのため個人投資家は日々の変動にとらわれることなく、感情をコントロールしていくことが重要と述べられています。

 

まとめ

 

情報が滝のように流れ込んでくる現代社会においては冷静であり続けることは簡単ではありません。

多くの人が不安に駆られて投げ売りしたり、欲を出してすぐ方針を変更したりして損を出しています。

自分は他の人たちよりも大丈夫だと過信しないようにしましょう。

インデックス投資は始めさえすればあとはほったらかしておくだけで良いです。

いくら積み立てているのかあまり気にしていなかった投資家の方が運用成績が良かった、なんてデータもあります。

 

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

ではまた!

2020/2/18

mozu

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