
証券口座を複数開設して使い分けてるんだけど、保有資産のチェックのためにいちいち、個別にサイトにログインしなきゃならないから面倒…。
一目でチェックできる便利なツールはないかな?
株式投資を始めて少し期間が立ってくると、SBI証券はIPOに強かったり、楽天証券はポイント投資ができたりと、各証券会社によってメリットがわかってきて口座を使い分けている方も多いのではないでしょうか。
私自身も最初はSBI証券からスタートし、現在は楽天証券、SBIネオモバイル証券の計3口座を投資対象によって使い分けています。
ざっくり使い分けは以下の通り、
- SBI証券→投資信託、米国ETF、つみたてNISA、IPO
- 楽天証券→投資信託(ポイント投資)
- SBIネオモバイル証券→国内高配当株
こうして証券口座を増やしていくと、各口座の資産状況を知るためにそれぞれのサイトにログインしなければならなかったり、それぞれの残高をエクセルでまとめる必要があったりと資産管理がかなり面倒になります。
最近までは「Myトレード」と呼ばれる有料アプリを利用していましたが、サービスが終了してしまったので、資産の管理方法をマネーフォワードに切り替えました。
無料で始められますが、私は即有料に切り替えました笑。
マネーフォワードといえば家計簿アプリで有名ですが、家計簿機能に限らず、資産管理の機能としても有能です。
そんなマネーフォワードの魅力について、「資産管理」という点にスポットをあてて解説していきたいと思います。
本記事のポイント
- マネーフォワードの基本的な機能
- マネーフォワードで資産管理する方法
- 有料版のメリット
マネーフォワードMEの提供会社
マネーフォワードは2012年5月に設立されたインターネットサービスを開発する会社です。
会社の名前になっているマネーフォワードMEは家計簿アプリが有名ですが、提供するサービスは家計簿だけにとどまらず、会計や確定申告、給与計算、勤怠管理のシステムといったビジネス向けのサービスも提供しています。
設立以来、発展を続け2017年9月29日、東証マザーズに上場しました。
売上は伸び、赤字は出し続けている典型的なグロース株です。
マネーフォワードの株には興味がありませんが笑。
規模は大きい会社で知名度もある程度あるので、セキュリティは心配しなくてもよさそうです。
マネーフォワードMEの基本機能
マネーフォワードMEはマネーフォワードが提供する自動家計簿サービスです。
資産管理を行っていくうえで便利な機能は
- 銀行やクレジットカードの残高がわかる
- 証券口座の状況がリアルタイムで分かる
- 毎日のお金の出入りがわかる
銀行やクレジットカードの残高がわかる
皆さんは保有資産やクレジットカードの使用状況を即答できますか?
数百円単位まで残高を知っているよっていう人はまずいないですが、家計簿をつけていない方は万単位ですら、正確に言い当てることは難しいんじゃないでしょうか?
クレジットカードにおいても何にいくら使ったか実際の感覚とズレを感じたこともあったりしますよね。
マネーフォワードは銀行口座や証券口座、クレジットカードと連携させることで、複数の口座を一括管理することが可能になります。
これにより資産状況とクレジットカードの利用状況がリアルタイムででわかります。
口座連携は保有しているIDとパスワードを入力するだけ。
およそ1分で連携ができちゃいます。
取引履歴を参照するだけなので、実際に振込や購入に使用されるパスワードまで求めることはありません。
また、ID・パスワードは暗号化されて厳重に管理されるので、セキュリティ面での不安材料はありません。
実際に連携させた私の管理画面がこちらです。
ご覧の通り、銀行口座や証券口座の残高を一目で確認することができます。
私の場合は投資用、生活費用、貯蓄用等、用途によって銀行口座を分けてありますが、マネーフォワードはそれらを一元管理することができるのでめちゃくちゃ助かっています。
保有資産の状況がほぼリアルタイムで分かる
証券口座の残高はこのように表示されます。
赤枠で囲った部分をタップするとSBI証券で保有してる資産の残高をみることができ、平均取得価格からの損益率も把握することが可能です。
画面左下の更新マークをタップすると、現在の価格を自動取得し、現在の損益を反映してくれます。
投資信託は1日一回の更新で済みますが、株は市場が開いている間は更新をかけたタイミングの価格、市場が閉まっているときは直近の終値が反映されます。
毎日のお金の出入りがわかる
マネーフォワードは各口座の更新がかかったときに口座からお金が入ったり出て行ったりした場合、メールでお金の出た先(入った元)の情報と金額を知らせてくれます。
無料会員の場合は不定期に自動更新されますが、有料会員の場合は一括更新してくれる機能があるので毎朝ボタンを一回押すだけで更新ができ、毎日の収入と支出、残高が簡単に管理できるようなります。
有料で始めるべきか無料で始めるべきか
マネーフォワードMEは無料版でも申し分のない昨日なので、まずは無料で始めてみてみてください。
無料版の機能では物足りないと感じた方は有料に切り替えるといいでしょう。
初めての方は有料版をお試しで30日間利用できるので、試しに使ってみるのもいいと思います。
尚、月額500円で有料版(プレミアムサービス)に移行します。
一旦有料を使うと元に戻れなくなるのが怖いところなんですねよね〜。
資産を管理するうえで有料サービスを利用するメリットは以下の3つ
- 金融機関を11以上登録できる
- 一括更新行うことができる(⬅︎これ気に入ってます)
- 1年以上前のデータもさかのぼることができる
有料版のメリット
金融機関を11以上登録できる
無料版では金融機関を10まで登録できますが、複数銀行口座や証券口座を持ち、クレジットカードも使い分けしていると登録数は軽く10を超えてしまいます…。
有料会員は登録口座数の上限がなくなるので、すべての資産やクレジットカードの利用明細を漏れなく把握することが可能になります。
一括更新を行うことができる
無料版で残高を更新するには登録する金融機関の詳細画面を開いて一つ一つ更新ボタンを押さなければなりませんが、
有料版は一括更新ボタンを一回押すだけで更新が済んでしまいます。
更新作業が面倒くさい方にとっては便利な機能です。
1年以上前のデータもさかのぼることができる
有料版は過去数年前までデータをさかのぼることができるます。
1年以上前から投資を行っていた方も、保有資産の推移をかなりさかのぼって把握することができるので、現在別の資産管理方法を使用していたとしても切り替えにそんなに苦痛を伴わないと思います。
まとめ
マネーフォワードを利用した資産管理をまとめると以下の通り。
- 預金額、クレジットカード明細、保有資産が一目でわかる
- 毎日のお金の出入りがわかる
- 有料版であれば登録数は無限、1年以上データを遡ることができる
資産運用を行っていくためには自分の手の内をはっきり把握しておくことが重要だと思います。
先ずは自分はいくら持っていていくら使っているかという状況を知ることが大切です。
自分の状況を知ることで、お金の使いどころと貯めどころがわかってくるようになると思います。
また、普段からお金の収支を見続けることでお金の使い方を意識できるようになっていけると思いますので、そういった意味でもマネーフォワードを有効に活用していきたいですね。
ではまた!
2019/12/3
mozu