銘柄分析

【JT】意外と悪くなかった?2020年12月期 第1四半期決算

 

今回は2020年4月30日に発表されたJTの2020年第1四半期の決算のレビューをしていきたいと思います。

結論、前年四半期と比べて「増収・減益」という結果でしたが、内容はポジティブにとらえています。

なぜ、ポジティブにとらえたかという点も踏まえて解説していきます。

 

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ポートフォリオの内容は以下の記事で紹介しています!

【PFマイ転しました…】2020年10月度 投資資産状況

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すぐ読み終える内容なのでぜひ最後までお付き合いください。

 

【JT】 2020年12月期第1四半期決算(2020年4月30日公表)

 

当第1四半期 前第1四半期
売上高 529,620百万円 505,442百万円
営業利益 128,953百万円 182,593百万円
営業利益率 24.3% 36.1%
1株あたりの純利益 48.67円 67.63円

売上はほぼ横ばいですが、営業利益は▲29.4%減という結果になりました。

一見、ボロボロの決算のようにみえますが、昨年の第1四半期は医薬で発生した一時金収入がありました。

今年は一時金がなかったので大きく減益にみえてしまっています。

 

本業のビジネス自体がうまくいっていない訳ではありませんから、過度に悲観する必要はなさそうです。

 

JTの主要3事業のハイライトは以下のとおり。

今回のコロナショックによる影響は今のところ顕在化していない、と会社は発表しています。

 

自宅自粛関係なく喫煙者の方々はたばこ吸うってことですね笑い。

 

たばこ事業

  • 製造、流通ともに、安全対策を強化した上でほぼ通常通りの稼働を継続
  • ⽇本を含め各市場平均で約2か⽉分程度の製品在庫を保有
  • 第1四半期時点において需要動向への⼤きな影響はないものの、今後の動向は要注視
  • ⼀部の市場において、流通在庫の積み増しが発⽣
  • 国内外ともに免税販売が減少

 

医薬事業

  • 研究開発全般・製造機能を含めたサプライチェーン全体で⼤きな問題はなし
  • 販売・需要動向に⼤きな影響は現時点で発⽣していない

 

加工食品事業

  • ⼯場は感染防⽌対策を強化した上での稼働を継続しており、製品供給に⼤きな問題は⽣じていない
  • 国内の外出⾃粛要請に伴い冷⾷常温事業の家庭⽤商品は需要増
  • 冷⾷常温・調味料事業の外⾷向けの商品及びベーカリー事業は需要減

 

次に主要事業のたばこ事業を詳しくみていきます。

 

国内たばこ事業

JT決算資料より

 

国内たばこ総需要は前年同期比でほぼ同水準ですが、営業利益は15.3%の減益

理由は葉巻たばこの数量減、品種構成差、電子タバコの販促費の増加が挙げられます。

 

国内たばこ事業は増税および健康志向の推進によって、今後も縮小していく市場です。

ただし、JTの売上に占める比率は25%程度なので、そこまで過度に悲観しなくてもいいと思います。

 

海外たばこ事業

国内たばこ市場は縮小していく一方であるのに対し、期待すべきは海外たばこ事業です。

海外たばこ事業の売上はJTの全体の6割を占めており、今後のJTの行く末を左右する事業となります。

海外たばこ事業は主要市場で在庫積み増しもあった結果、増収・増益となりました。

営業利益は16.7%増とコロナショックの逆風の中、素晴らしい数字を出してくれています。

 

JTはロシアやトルコなどの新興国にも展開しています。

新興国通貨は昨今のコロナショックの状況下においては通貨安になるのですが、ネガティブな為替影響をもろともせず、大幅な増益を達成できたことはポジティブにとらえています。

 

JTの財務状態

 

当第1四半期 前第1四半期
総資産 5,201,980 5,553,071
自己資本比率 48.1% 49.3%
配当性向 89.5% 74.6%

自己資本比率は若干悪化、配当性向も悪化していますが、今年も配当は前年と同額の154円を予定しています。

今はまだなんとか配当を支払う余力はありますが、今後予想に反して減益となった場合は、減配となる可能性はあります。

 

キャッシュフローの状況

 

当第1四半期 前第1四半期
営業活動による

キャッシュ・フロー

▲1,943 121,168
投資活動による

キャッシュ・フロー

▲7,518 ▲39,427
財務活動による

キャッシュ・フロー

▲31,099 ▲101,415

 

営業CFはなんとマイナス。

  • 営業債務及びその他の債務の減少
  • 退職給付に係る負債の減少
  • 前払たばこ税の増加

などが要因として挙げられます。

 

FCFも大きくマイナスです。

ただし現金および現金同等物は前年同期比と比べて39,596百万円増加となっています。

 

決算内容をポジティブにとらえた理由

 

以下の理由で今回の決算をポジティブにとらえました。

  • 配当金154円の見込は維持
  • 会社業績予想に対する進捗率は28.3%と好調
  • 主力の海外たばこ事業は堅調
  • 配当性向は高いものの、財務的にはまだ問題なし

 

今の所新型コロナウイルスの影響はなし、とのことですが、影響が長期化した場合にたばこ需要に影響を与えるのか目が離せません!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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2020/5/5

mozu

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