投資論

マッチング拠出やらないって勿体無い?!iDeCoとの違いは?

 

企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入している人

うちの会社がマッチング拠出って制度を始めたらしい。

iDeCoとは何が違うんだろう。利用した方がいいのかな?

 

結論からいうと、企業がマッチング拠出が用意している場合は即利用すべきです!

 

本記事では以下の流れに沿って、マッチング拠出に加入すべき理由を解説してきます。

 

本記事のポイント

  • マッチング拠出のとは
  • マッチング拠出のメリット
  • マッチング拠出のデメリット
  • マッチング拠出に加入すべきか

 

3分もあれば読み終える内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

 

マッチング拠出とは

マッチング拠出は企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)で、企業が支払う掛金に、従業員が上乗せして掛金を支払う制度です。

限度額に上限があるものの個人型DC(iDeCo)と同様に所得控除で節税することが可能です。

 

企業年金連合会が発表している2016(平成28)年度決算 確定拠出年金実態調査結果(概要)によると企業型DCを導入している企業のうち、57.1%以上が「実施している」又は「実施に向け準備又は検討している」という状況のようです。

企業年金連合会より

 

もしあなたが企業型DCに加入していれば、マッチング拠出にも加入できる可能性が高いので、人事部に問い合わせてみましょう!

 

マッチング拠出のメリット

マッチング拠出のメリットは以下の通り

  • 所得税と住民税が下がる
  • 受け取りの際は控除の対象になる
  • 各種手数料は企業負担(が多い)
  • 長期の資産形成に向いている

 

所得税と住民税が下がる

マッチング拠出で拠出した掛金は全額所得控除に入れることができるので、所得税と住民税を下げることができます。

例えば毎月10,000円を30年間積み立てた場合、マッチング拠出によって、約72万円の節税効果が受けられます!

 

受け取りの際が控除の対象になる

積み立てた金融資産を売却し退職金を受け取る際は退職所得控除(又は公的年金控除)の対象になります。

 

例えば確定拠出年金を一時金として受け取る場合は、以下の計算式で退職所得控除が算出されます。

勤続年数20年以下の場合 40万円×勤続年数 この額が80万円に満たない場合は80万円

勤続年数20年超の場合  800万円 + 70万円 ×(勤続年数 - 20年)

 

勤続年数が40年、一時金が1500万円の場合、

退職金所得課税額

(1500万円ー800万円ー70万円×20年)÷2 ×20% = 56万円

 

各種手数料は企業負担

個人型(iDeCo)の場合はDCを運用するための事務手数料は個人負担ですが、

マッチング拠出の場合は企業が事務手数料を負担してくれているケースが多いです。

企業型DC 個人型DC
事務手数料 会社負担 個人負担

個人DCで40年間積み立てた場合、事務手数料として約8万円ちょっとかかりますが、企業型DCは無料になります。

 

長期の資産形成に向いている

確定拠出+マッチング拠出で運用した金融資産で得た利益は売却時の税金がかかりません。

 

30年間で積み立てた700万円の資産が売却時に900万円になっていた場合

通常であれば売却益200万円に対し40万円(200万円×20%)が税金として国に持って行かれますが、

確定拠出+マッチング拠出の場合はこの40万円が自分のものになります。

 

マッチング拠出のデメリット

マッチング拠出のデメリットは以下の通り

  • 個人型DC(iDeCo)と同じく60歳まで引き出せない

  • 個人型DC(iDeCo)と併用不可
  • 金融商品の選択肢が決められている

 

個人型DCと同じく60歳まで引き出せない

マッチング拠出も長期にわたる資産形成を目指した制度なので一度拠出してしまうと原則60歳になるまでは引き出すことが出来ません

無理に拠出額を増やしてしまうと、日々使うお金が足りなくなって困るなんてことも…。

 

そのため、自分の支出状況をよく分析したうえで拠出額を決めましょう。

年に1回拠出額を変更することができるので、生活環境の変化に合わせて調整していきたいですね。

 

個人型DCと併用不可

マッチング拠出を採用する企業は個人型DCとの併用は認めていません。

 

また企業型DCの拠出上限額があります。

企業年金制度あり、企業年金制度1万円の場合

拠出上限額が2万7,500円、利用可能枠は1万7,500円ですが、企業と同額までしか拠出できないので従業員が拠出できるのは1万円となります。

 

金融商品の選択肢が決められている

マッチング拠出の拠出金は企業が決めた運用機関が提供する商品の中から選ばなければなりません。

当ブログでも度々紹介しているS&P500に連動した金融商品に投資をしたいと思っても、運用機関が提供していなければ選択出来ません。

 

個人型DCは運用機関を自身で選ぶことができるので、自分が投資したい金融商品を提供している運用機関を選べばOKです。

 

マッチング拠出は魅力的な制度

今挙げたデメリットをふまえてもマッチング拠出はセカンドライフ資金を準備するための魅力的な制度です。

  • 税金の面で優遇されている
  • 事務手数料が企業負担

 

個人型DCに加入は出来ませんが、加入がまだの方はすぐに加入してメリットを享受したいですね。

 

ではまた!

 

2020/4/24

mozu

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