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【SPYD】定番の高配当米国ETF!メリット・デメリットを解説

 

米国市場を対象にした高配当ETFを探しています。

オススメはありますか?

 

こんな悩みに応えるために今回は個人投資家から人気の米国ETFであるSPYDについて紹介します。

 

SPYDはHDVやVYMと並ぶ人気ETFのひとつで、近年では個人投資家から絶大な人気を誇っており、純資産額もグイグイ伸びてきているETFです。

今回はそんなSPYDのメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

 

3分で読み終える内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

 

本記事のポイント

SPYDの基本情報

SPYDのメリット・デメリット

暴落相場(コロナショック)を踏まえて買いか?

 

結論からいうと、

SPYDは魅力的な米国高配当ETFであることは間違いありませんが、サブとして保有することをオススメします。

 

ではいってみましょう!

 

SPYDとは

 

概要

運用会社 ステートストリート
配当利回り 5%前後
経費率 0.07%
設定日 2015年10月22日
分配実施時期 年4回(3,6,9,12月 )

 

SPYDはS&P500の配当利回りTOP80の銘柄を均等に集めた米国ETFです。

 

HDVVYMと並んで米国三大高配当ETFの一つといわれています。

中でも分配金利回りはSPYD>HDV>VYMで、利回り重視でETFを選ぶならSPYDは第一候補となるでしょう。

 

S&P500が時価総額加重平均(会社の規模によって重みをつける)であることに対し、SPYDはS&P500の高配当上位80社を均等に保有するところが特徴です。

つまり理論上、会社の大小に関係なく1銘柄当たり約1.25%(1/80)の保有割合を目指したETFです。

 

チャート

下図はS&P500(赤色)とSPYD(青色)の6ヶ月チャートです。

SPYDは景気敏感株とされている金融・不動産・エネルギーセクターの比率が多いため、コロナショックの影響を特に受けています。

最近は少しづつ戻ってきてはいますが、S&P500と比べると▲24.32%となっています。

 

 

ポートフォリオ

セクター別にみてみるとTOP4のセクターで60%を占めており、エネルギーや金融、不動産などの市況の波を受けやすいセクター比率が高いです。

景気の波を受けやすく、人気化しにくい株が高配当化しやすい原則を考えると仕方ありません。

 

SPYDを構成する銘柄のセクター比率

セクター 比率
不動産 17.52%
金融 14.61%
エネルギー 12.30%
公益事業 11.85%
生活必需品 11.05%
ヘルスケア 8.48%
素材 8.18%
コミュニケーション・サービス 6.42%
情報技術 5.29%
一般消費財・サービス 4.31%

 

2020年6月2日時点の構成銘柄TOP10は以下の通り。

名称 特徴
ギリアド・サイエンシズ 大手製薬会社、コロナ治療薬で一躍脚光を浴びる
デジタル・リアルティー・トラスト データセンターのREIT
ゼネラル・ミルズ 大手食品会社、ハーゲンダッツでおなじみ
クラウン・キャッスル・インターナショナル 通信インフラのリースを行うREIT
アッヴィ 新薬の研究・開発・販売を行うバイオ医薬品企業
アムコール 包装事業の多国籍企業。本社はスイス
クラフト・ハインツ 大手食品会社、日本でもチーズでおなじみ
ケロッグ みんな大好きコーンフロスティ
ドミニオン・エナジー 米国の電気・ガス会社を傘下に保有する持ち株会社
カーディナルヘルス カテーテルなどの医療機器の販売

 

 

SPYDのメリット

とにかく高配当

SPYDの魅力は何と言っても高配当でしょう。

2020年3月23日時点の分配利回りは、7.54%まで跳ね上がりました。

現在は5%前後で推移しています。

 

高配当ETFで知られるHDVやVYMは3〜4%の利回りなので、高配当を最優先するのであればSPYDとなります。

 

米国優良企業の高配当株に絞って投資ができる

S&P500は米国の優良大型株を集めた指です。

 

SPYDは不人気株を集めた高配当ETFとはいえ、米国を代表する企業であることは間違いありません。

S&P500の中から高配当銘柄TOP80社に絞って投資をおこなうので、SPYDを保有するだけで簡単に米国高配当株ポートフォリオを作成することが出来ます。

半年に2回(1月と7月)組み入れ銘柄のリバランスを行うので、減配・無配に転落した銘柄はこのタイミングで自動的に弾かれます(新陳代謝がある)。

 

ちなみに今回のコロナショックで減配・無配を発表した企業が相次いだ、リバランスの時期を待たずに減配・無配となった銘柄は除外されています。

 

 

投資コストが安い

SPYDの経費率は0.07%と格安です。

SPYDを100万円分購入して発生するコストはたったの700円です。

投資コストが低いので長期投資にも向いているETFといえますね〜。

 

1口当たりの価格が安い

SPYDの1口当たりの価格は20~30ドル(2,100円~3,300円)なので、少額からの購入も可能で、敷居の低いETFといえます

ちなみにS&P500に連動するVOOなどのETFは200ドル(22,000円)程度の資金が必要です。

 

SPYDのデメリット

地雷銘柄が含まれている可能性がある

 

SPYDはS&P500の中から単純に高配当TOP80社を選定します。

S&P500に採用されている優良銘柄とはいえ、以下の特徴を持っているにも関わらず、配当が高ければ構成銘柄に組み込まれてしまいます。

  • 景気の変動を受けやすい
  • 財務体質が脆弱
  • 低成長(または縮小)

 

このような会社はたいがい体力が無いので、不況になると減配無配のリスクが高くなります。

そうなるとSPYDの価格と配当金が下落するリスクも上昇します。

 

事実2020年のコロナショックを受けてSPYDの構成銘柄だった以下の企業が減配・無配を発表しています。

配当を停止・削減した主な企業(2020/3/23現在)

  • 独立系石油・ガス企業のオクシデンタル・ペトロリアム(OXY):配当を86%削減
  • 自動車メーカー大手のフォード(Ford):配当停止
  • 大手百貨店のメーシーズ(Macy's):第2四半期以降、配当停止
  • ボーイング(Boeing、ティッカー:BA):配当停止
  • レストランチェーンのダーデンレストランツ(DRI):配当停止

 

トータルリターンはS&P500に及ばない

SPYDは成長しきった銘柄が多いため、将来高い成長性は見込めません。

そのため株価上昇と得られる配当金のトータルで考えてもVOOのようなS&P500に連動するETFのパフォーマンスには及びません。

 

ヤフーファイナンスより

 

 

あくまで投資の王道はS&P500のインデックス投資

 

SPYDのコンセプトはシンプルなので、高配当ETFの候補の1つになります。

高配当株投資は値上がり益を目的としてはいけないので、リターンがマイナスにならなかったら儲けものと思うようにしましょう。

 

重視すべきは安定的に高配当を維持するか、です。

SPYDの配当は魅力的ですが、地雷銘柄を含んでいるという特徴をよく検討した上で保有しましょう。

 

高配当株投資でSPYDを保有するなら性質がS&P500に近いVOOをメインとしつつサテライトで保有していきたいところです(せいぜい全体の20%くらい)。

 

なお、SPYDへの投資のタイミングは、株価暴落局面でバーゲン価格になったタイミングで購入する逆張り戦略が効果的です。

 

 

 

地雷銘柄を避けて投資する方法としてはSBIネオモバイル証券を利用した、高配当日本株投資がおすすめです。

ただし、財務体質は問題ないか、売上は順調に伸びているか等、銘柄の選定のために分析の時間と知識が必要になります。

 

そんなのに時間はかけたくないから簡単に高配当株投資をしたい!

ということであれば高配当米国ETFは最適な解であり、SPYDはその候補の1つになると思います。

 

 

今回は以上です。

 

2020/3/25

mozu

 

 

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