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【VUG】GAFAMを中心に投資できるグロース株ETFについて解説!

インデックス投資の王道はS&P500に連動したVOO、全世界指数に連動したVTなどが挙がりますが、これら王道インデックス投資を上回るパフォーマンスを期待できるのがVUGです。

VUGと似たようなETFとしてQQQ(トリプルキュー)が有名ですが、VUGとQQQの比較を踏まえ、VUGの特徴と保有戦略について解説していきたいと思います。

 

【QQQ】GAFAMを中心に投資できる米国ETFについて解説!

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本記事のポイント

VUGの基本情報(経費率、チャート、銘柄構成、セクター比率)

VUGのパフォーマンス(S&P500と比較)

QQQと比較した場合の相違点

  

簡単に読み終える内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

 

VUG(バンガード・米国グロースETF)とは

概要

VUGは米国株式市場の大型グロース株セグメントを網羅する、CRSP USラージキャップ・グロース・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。

つまり、米国の大型グロース株に投資をするETFです。

VUGを構成する銘柄はIT系セクターの銘柄だけではなく、NIKEやマクドナルド、ホームデポなど、NASDAQ以外の市場に上場している銘柄も含まれますが、GAFAMが約35%を占めており、VUGの中心となっています。

 

QQQと同様、VUGを保有するだけで間接的にGAFAMをメインに投資をするイメージですね。

 

【ベンチマーク】 CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス

【管理報酬】 年率0.04%(2020年6月25日現在) 

 

 

運用会社

運用会社は三大資産運用会社の「バンガード社」です。

 

基本情報

 

設定日 配当の回数 配当利回り 5年リターン
2004/1/26 年4回 0.84% 14.43%

ブルームバーグより

 

設定日は2004年とリーマンショックも経験している歴史あるETFです。配当利回りは0.84%とS&P500の平均を下回りますが、グロース株は一般的にキャピタルゲインを狙いにいく株式のため、1%を下回る配当利回りは一般的です。

 

 

チャート

 

ヤフーファイナンスより

リーマンショック時の暴落を底として10年に渡って右肩が上がりの成長を見せています。

コロナショックでは一時暴落したものの、直近では暴落前の水準まで戻ってきていますね!

 

過去約15年間のチャートをS&P500(赤色)と比較してみました。青がVUGです。

ヤフーファイナンスより

VUGはS&P500より142%パフォーマンスが上回る結果となっています。

 

 

 

組み入れ銘柄上位10社

銘柄 割合
マイクロソフト 9.66%
アップル 8.79%
アマゾン 7.11%
フェイスブック 3.74%
アルファベット 2.97%
アルファベット 2.89%
ビザ 2.23%
ホームデポ 1.87%
マスターカード 1.87%
エヌビディア 1.43%

VUG全体に占めるGAFAMの比率は約35%、QQQのGAFAM比率は約40%です。

QQQと比べるとGAFAM比率が抑えられていますね。

 

セクター比率でみてみると情報技術セクターが約41%と最大で次いで消費者サービス(約20%)、金融(約13%)と続きます。

VUGはグロース株中心に構成されたETFですが、金融セクターの銘柄も組み込まれていることが特徴です。

 

 

VUGのメリット

S&P500指数を上回るパフォーマンス

VUGはインデックス投資の王道指数であるS&P500指数のパフォーマンスを大きく上回っています。

経費率も0.04%で、S&P500に連動するETFのVOO(0.03%)とほぼ差がないといっても問題ない水準です。

 

組入上位のGAFAMは巨大プラットフォーマーとして今や私たちの生活にはなくてはならないインフラともいえる存在となっており、

今後も長期的にGAFAMを中心として成長が続いていくことが期待されます。

 

 

VUGのデメリット

成長性の罠に陥る可能性がある

VUGの組入銘柄は成長が著しいグロース株が中心になります。

株価は企業価値を示していますが、グロース株には株価収益率(PER)の値に代表されるように、投資家たちの期待が込められています。

 

成長著しい企業の場合はこれからも成長し続けることを見越した株価になるため、株価が上昇していくためには、その投資家たちの期待をさらに上回る成長が必要になるわけです。

たとえ安定的に利益をあげることができても、投資家の期待を達成できなければ株価は下落する可能性が高くなっちゃうんですよね。

 

不況局面ではグロース株が売られ・バリュー株が買われるのが通説ですが、2020年のコロナショックではバリュー株は売られ続け、グロース株は変われるといった現象が起きました。

今後は成長性の罠をものともせずグロース株が勝ち続けていく時代になっていくのかもしれませんね。

 

分散投資にはならない

VUGはグロース株中心のETFのため、分散投資ではなく集中投資の部類に入ります。

VUGの中心を占める、情報セクターがITバブルのように暴落するとたちまちS&P500よりアウトパフォームする展開が予想されますね。

 

分配金(配当金)は期待できない

VUGの分配金利回りは0.84%(2020年6月2日現在)です。

VUGはグロース株が中心で、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う投資手法ですので、分配金による収入をあてにできません。

 

VUGの保有戦略

VUGは運用コストも低くパフォーマンスがS&P500を大きく上回っているため、インデックス投資の一部に入れておきたいETFです。

ただし、

  • 景気敏感株である
  • 成長性の罠に陥る可能性の高い銘柄を多く抱えている
  • 分散投資ではなく集中投資である

という特徴も持っているので、その点のリスクも踏まえると、やはり王道はVOO、eMAXIS Slim S&P500などのS&P500に連動したインデックス投資をオススメします。

 

 

VUGとQQQどちらが良い?

VUGと似たようなETFとしてインベスコ社が運用するQQQがあります。

QQQはVUGと同様GAFAMをメインの構成銘柄としているETFですが、この二つのETFの違いを考察してみたいと思います。

 

VUGとQQQの基本情報を比較

VUG QQQ
経費率 0.04% 0.2%
分配金利回 0.84% 0.79
GAFAM比率 35% 40%

運用コストは経費率の低いVUGに軍配。

 

それぞれのパフォーマンはどうかというと、過去5年間で比較した場合、QQQがVUGより約40%高いリターンをあげていました。

ヤフーファイナンス より

 

運用コストは少々高いもののQQQがVUGより高いパフォーマンスを出している理由としてGAFAM比率がVUGと比べて高く、金融セクターは構成銘柄に入らないことが挙げられます。

 

単純に過去5年のパフォーマンスを比較するとオススメはQQQという選択にもなりますが、VUGはビザやマスターなど、今後Eコマースの拡大に伴って成長が見込める銘柄が組み込まれているので、アフターコロナの世界での成長が期待できます。

また、QQQと比べてGAFAMに偏重していないので、バランスの取れたETFということもできるでしょう。

 

私個人の意見としては、

S&P500インデックス+α(グロースETF)という投資スタイルをとるのであればQQQ、グロース株一辺倒で責めるのであればVUG

という選択になりますね。

 

しばらくはGAFAMを中心にグロース株が優位に立つ状況が続きそうです。

この機会にVUGへの投資も検討してみてはいかがでしょうか。

 

今回は以上です。

 

2020/7/4

mozu

 

 

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